ワンインチ・パンチ
教室の入口ドア近くの席に座り、
先生を待っていた。
だらしなく週プレを見つつ待っていた。
もう10分過ぎているのに来ない。
オレの正面にドアがあり、少々うっとうしい。
遅刻者が断続的に、まばらに入ってくるからだ。
もう5分過ぎた。
しめしめとほくそ笑んでいたら、バタンとドアが開いた。
同時に、オレはおもわず顔をあげた。
クイっとメガネを中指であげて教室を見渡した・・・。
先生ではなかった。
しかし、
クイっとメガネを中指であげた動作、
その仕草、
その瞬間だけ
とっさに先生と思った・・・
自身のくだらない反射に顔を朱に染める感覚を覚えた。
先生を待っていた。
だらしなく週プレを見つつ待っていた。
もう10分過ぎているのに来ない。
オレの正面にドアがあり、少々うっとうしい。
遅刻者が断続的に、まばらに入ってくるからだ。
もう5分過ぎた。
しめしめとほくそ笑んでいたら、バタンとドアが開いた。
同時に、オレはおもわず顔をあげた。
クイっとメガネを中指であげて教室を見渡した・・・。
先生ではなかった。
しかし、
クイっとメガネを中指であげた動作、
その仕草、
その瞬間だけ
とっさに先生と思った・・・
自身のくだらない反射に顔を朱に染める感覚を覚えた。
